将来のウェブはどのようになるか

将来のウェブ

特に通貨に焦点を絞ってみたいと思う

通貨と聞いてまず思い浮かべるのが

紙の日本銀行券、そして仮想通貨ではないでしょうか

現在はブロックチェーン技術の発展で仮想通貨がより現実味を帯びてきています

日本がどのようにこの仮想通貨の時代に突入するか

どのような未来なるか考えてみたいと思います

Apple Payを考える

アイフォン7から導入された機能でApple Payがあります

一言で言えば

アイフォンを使って決済が可能になる機能です

これまでこのような決済機能を日本で使うことはできませんでした

しかし

2016年に資金決済法と銀行法の改正によって

Apple Payでの資金決済が簡単にできるようになりました

これからの時代に合わせていくと言う名目のために改正が進められました

将来的にはApple 自体がクレジットカードの発行をしたり

Apple コインの発行をしていくであろうことが容易に推測できます

デビットカードは潰された

アップルやGoogleが資金決済において力を持つようになると真っ先にダメージを受けるのが

クレジットカード決済を牛耳る

日本通信株式会社、NTTなどの大手キャリア、三井住友、みずほ等 です

それらの企業が認めたクレジットカードを使わないと

以前は、カード決済は出来ない仕組みになっていました

その事を象徴することとして

以前、中国人の爆買いが話題になったことがありました

その際に

デビットカードが使えないことが問題として上がりました

世界基準に合わせると言う目的であればICチップに対応すればよかったはずです

しかしそれをしなかった。

ICチップに対応するとなるとクレジットカード決済が廃れてしまう可能性が高いです

つまり

既得権益によってICチップ対応は潰されたわけです

NTTがクレジットカードで稼ぐ仕組み

NTTはクレジットカード決済によってお金を儲けています

電話回線を使わないとクレジットカードでの決済は出来ないようになっています

当然クレジットカードはインターネット回線には対応していません

ですので、

現行のカードリーダーは使えば使うほど、電話回線を利用します

電話回線を利用すればするほど、料金が発生します

それがNTTの収入になっているわけです

将来の通貨発行の覇権を握るのは

このようにICチップ対応のデビットカードの流れを阻止してきた日本企業ですが

今回の銀行法の改正等で

資金決済が変わっていくのではないかと思います。

将来的には、Google、Apple を筆頭とするカルフォニア大帝国と日銀が通貨発行をめぐり通貨発行権を争うのではないかと思います

経済面での国家の希薄化

円やドルが国家という規格で発行されている以上は

経済面で国家基準がなくなっていくことはありません

しかし、

サイバー経済圏と呼ばれる

アップルやGoogleなどの巨大資本によって信用が裏付けられた仮想通貨が「円」と同等以上の価値を持つ社会

が誕生するとなると

国家の枠組みというものが必要にならなくなっていきます

経済以上の価値が日本にあるのか

物理的な欲求を満たすだけであれば

経済面で国家の希薄化が進めば進むほど、日本にこだわる必要はなくなります

実際に私は嫌いですが、西村ひろゆきはフランスに行ってます

彼の生き方としては

「宗教は信じない」「物理的欲求を満たせればいい」

と言った感じでしょうか

まさに手塚治虫が訴える「現代人の過度な物理欲求、ヒューマニズム」を体現したような人間です

彼のような考え方でいくならば

物理的な欲求を満たすために

日本という沈みかけの船から脱出するのは正解のはずです

国家の希薄化が進めば進むほど

物理的欲求を満たすことにしか頭のない人間は日本から離れていくでしょう

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